いいなぁ～私も松ぼっくりに「fuck you」って言われたいなぁ～
新時代の魔女集団。その集団のリーダーであるソーンとその妻のウィロー。まだ小さいカルト集団ながらも、メンバー間での仲は良く、日々互いに相談などに乗りながら穏やかに暮らしている。また、ソーンは子供が欲しいという気持ちをウィローに伝えていた。ウィローはそんなソーンの望みに少し躊躇していたのだが、ある日ソーンのパソコンから’’秘密’’を見つけてしまう....。
「Excision」のリチャード・ベイツ・ジュニア監督作。あっちもまあまあクセ強かったけど、こっちはもうすんごい事になってる。
ジャンルとしては完全シュールコメディで、ソーンの’’ある秘密’’がバレ、ソーンは集団に追い出され、自分探しの旅が始まる所から映像的にもかなり楽しくなる。第三の目が開眼したり松ぼっくりや石と話したりアヤワスカでトリップトリップしたり謎アニメーション入ったり...。
というかね、明らかにコメディってて、ショックで叫ぶウィローの「Nooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」とかそういった過剰反応(勢い)で無理矢理笑わせてくるのズルい。
話的にはいまいち分かりずらいというか、内容的にもそこそこ支離滅裂な感じなので本当に「ヘンテコ」って言葉が似合う。支離滅裂で変な話、ぶっ飛びすぎては無いけど「変」が似合うカルトコメディ。一応ソーンが追い出された理由とかなんとなく把握してるつもりだけど、終盤とかもう英字でついていくのキッツいよ笑
前衛コメディというかカルトコメディというか...。中々に「珍作」という言葉が似合うような変な映画でした。刺さる人には刺さるだろうな～
視聴 2024年5月23日
