首塔えい

スクワームの首塔えいのネタバレレビュー・内容・結末

スクワーム(1976年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

暴風雨で切れた高圧電線が
地面に浴びせられ続けた影響で
養殖されてたゴカイの群れが凶暴化!
…なんだけど、前半1時間はほぼ人間同士の
微妙なサスペンステイスト。
それでもラスト30分の圧倒的物量には戦慄不可避!

ジェリーの大学の彼氏ミックが
災害で停電被害に遭った彼女の田舎町に
遊びに来るところから始まり、
ゴカイ養殖屋で彼女の庭の手入れも手伝いながら
密かに想いを寄せてきたご近所マッチョのロジャーとの
三角関係なんかも出てきてなかなかしつこい。

ジェリーが飲もうとしてた
チョコシロップの牛乳炭酸割りって何…
(その前のエッグなんちゃらも)
シャワーひねったらゴカイがニュゥ~ってトコ、
蛇口締めたら引っ込むの草。
本物のゴカイが大量に出てくるけど
意外と直接的な絡みは少ないのが驚き。
一応それなりに出演者への配慮はなされてた…のかな?
高画質なBDで観ると終盤のゴカイも
大半が作り物だと分かっちゃうので…

いくら凶暴化したゴカイの仕業と言ったって
たった一晩で白骨死体化おじさん
(肉一つ残ってない比較的綺麗な骨)とか
ツッコミどころも含めてジワジワくる一品。

BDのTV放映時日本語吹き替え版がノーカットなのは驚き。
これをカット無しで放映出来た昔のテレビって
おおらかだったんだなあ…いい時代でした。
首塔えい

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