片腕マシンボーイ

SFソードキルの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

SFソードキル(1984年製作の映画)
2.2
トシロー・ミフネよ!じゃねえよ!

日本の武士が現代のアメリカで蘇生!ミニパニックおこんよ、って話

確かに侍と言えば三船敏郎かもしれない
遠いアメリカどころか侍の国日本でも侍を演じる役者といえば三船敏郎で間違いないのだ
しかし、本作の主人公は侍を演じる役者ではなく現代の侍そのものである藤岡弘、先生なのである!

もちろん三船敏郎は日本を代表する名優
しかし、やはり本物は違うね!(言葉に責任は持ちません)
役者と本物では別格
藤岡弘、先生は現代に迷い込んだ侍の姿をありのままに見せてくれる
初めて見る自動車にビビる藤岡弘、先生の姿の滑稽なこと、これが侍のリアリティだ!
(むかし、マスク被ってバイク乗ってたんは誰だ?とか野暮なこと言うでない!)
四つの車輪で走る不可思議な鉄の塊に挑むその姿はまるで未知の洞窟に挑む探検者のよう
チンピラに絡まれたおじいちゃんを助けるその姿はまるで善良な人々を救うスーパーヒーローのよう
侍、探検者、スーパーヒーロー、藤岡弘、先生はいくつもの顔を持っていらっしゃる
素晴らしい!

ただね、侍が現代のアメリカで悪党どもを片っ端から切り捨てる侍アクションを期待した身としましてはなんとも地味な展開にあまり気持ちが盛り上がらず
まぁ、藤岡弘、先生のプロモーションビデオやね、くらいの感覚でみてましたよ
アホなチンピラやっつけてるヒマあったら凶悪な武装強盗のひとりやふたり叩き斬ってほしかったぜよ

しかし、藤岡弘、先生は先日観た「仮面ライダー1号」でも1度死んでから蘇ってたし
侍で探検者でスーパーヒーローともなれば人間離れしてますな!
僕も少しでも藤岡弘、先生に近づけるようにYouTubeで藤岡弘、の武士道RAPを観るのを毎日の日課にしようと思います!
とりあえず今日はポケモンやらなあかんから明日から…
いや、来年から…