内容だけ見れば単なるB級映画。
そんなに面白くならないはずなんです。
しかしこの映画が凡作にならなかった理由は「藤岡弘、というマジ侍を持ち込んだ」一点に尽きると思います。
これがUSA的サムライだったら、ただのコメディだったでしょう。
そういうHAHAHAな空間に本物が来ちゃったので、登場人物全員バカなクソ映画にならず、やたらカッコいい侍が出てる映画になりました。
ストーリーやら設定やらがヘッポコでも主役一人がカッコ良ければ何とかなる…
そう、ブルース・リーの作品のような!
そんな魅力を放つ作品です。