これを、この激しいセックスワーカーの映画を、飛行機というオフィシャルな場面で見続けた私に拍手したい。それか、あれか。逆か。周りの皆さんごめん。^_^
何にせよ、前半と後半の強弱は予想の範囲内だが、“観たことがあるもの”に留まらなくて良かった。
この映画を一緒に観に行こうと誘ってきた男は◯スだなと思った。元々知ってたけど。だからって上空で観るものじゃないかもしれないけど。
この女の子は性格の三面を持っていてそれを全て完璧に表現していて素晴らしい。最初のテクニカルだけな、馬鹿な女の子。激しい動物的な噛みつき。車内の静かな慟哭。この女優さんに注目していきたい。
これがアカデミー賞作品賞かーー。日本だけじゃなく、世界が性にオープンになってる気がする。昔もそうだったのか。いや昔の作品賞見てるけどもっとインテリぶってるけどな。これが興味深くないわけじゃないけど、最近こういうの多いな感は否めない。
ぼんぼんの息子の華奢な、筋肉一つない身体は、解釈一致すぎて良い。子供(憎たらしいガキ、家で棒アイス食べてて)。
むしろ最後のシーンレイプされたのって男の気持ちの方だったりする?そう考えるとちょっと面白いかも。どこまでが人の優しさか、どこからかが見返り必要なのか、分からない時あるよね。この映画の良し悪しは何とも言い難いけど、考えさせられることは間違いない。でもこういうので判断を悩む人と、色々な話をこれからもしていきたい。