高木圭

ガメラ 大怪獣空中決戦の高木圭のネタバレレビュー・内容・結末

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

4K HDRになってリバイバル上映されるとアトロクで聞いて気になってたので鑑賞。

<よかった点>
・冒頭からテンポが速くサクサク進む

・ギャオスに荒らされた島の民家の残骸がとてもリアル。平田博士のメガネ…💩👓

・ガメラもギャオスも造形がかっこいい。ガメラは、もうちょっと目が小さいとさらに自分好みになるかも。

・最初の舞台が地元福岡がだったこと。
屋台とか福岡ドームとか、沢山壊していただいてありがとうございます。

・鳥類学者の長峰さん(中山忍)が今の基準で見ても超美人。30年前の作品なのに…

・2体の怪獣の出自が古代文明と関わってること。無理矢理な設定でもこういうのワクワクするので好きです。

・ドルビーシネマ(丸の内ピカデリー)のおかげか?怪獣が見下ろしてくる描写が普通に怖い。

・ギャオスが東京タワーに定着してからの避難を呼びかける放送が、去年の緊急事態宣言の放送とダブって良い意味で何とも言えない気持ちになった。


・ネタ枠も含め、名台詞が多かった↓

巡視船の船員たち
「今、本艦の真下です…」
「こんな環礁があってたまるか!」

長崎県警のおじさん(この人好きですw)
「アレが犯人なら、俺たちの仕事じゃなか…」

タクシーの運転手
「一度こういうことやってみたかったんだ(ニヤニヤ)」

環境庁審議官
「ガメラは今、どこにいるのでしょう…」
※それまで偉そうにタメ口でギャオス捕獲を主張していたのに、手に負えないと分かるとこの台詞である。



<気になった点>
・CGの荒さ。古い作品なのでこれは文句言ってもしょうがないけど。

・ガメラの巫女さん的な役割になる女子高生のアサギさん。もう少し演技がうまかったらなぁ。
あと誰もつっこまないけど、巫女さんになると傷までシンクロするの超深刻な問題じゃない!?お父さんもっと怒りなよ!笑
高木圭

高木圭