ガメラ 大怪獣空中決戦の作品情報・感想・評価・動画配信

「ガメラ 大怪獣空中決戦」に投稿された感想・評価

TaiRa

TaiRaの感想・評価

5.0
Dolby Cinemaで観賞。怪獣映画史において初代『ゴジラ』に次ぐ影響力。

再見してみて、記憶していた以上に素晴らしくて感動。特撮のクオリティは言わずもがな。怪獣映画としては低予算であり、特撮の見せ場を限定し工夫が凝らされている。精巧なミニチュアにより、人間の目線から見た怪獣バトルに真実味を持たせる。見せ場を抑制した分、金子修介によるドラマパートの良さが際立つ。怪獣の出現に対する人間たちの反応、台詞の一つ一つが印象的で上手い。伊藤和典による脚本も革新的。初のリアリズム怪獣映画と言える。怪獣出現に対する自衛隊の武力行使、憲法の問題、経済への影響など徹底してシミュレーションする。合間合間に挟まれるニュース映像が良い効果を与える。一方で昭和ガメラにあったジュブナイル・ファンタジー要素をないがしろにはせず、子供との共鳴などを残したのも流石。怪獣ヒーローとしてのガメラを表現するあの眼がまた良い。ガメラの回転飛行など荒唐無稽過ぎてリアリズムから完全に逸脱する要素も、古代の人工生物兵器という設定で何とかOKにする。この辺の力技も凄い。文明を滅ぼす生物兵器ギャオスに対し、人類が生み出した負の遺産を重ねる部分も怪獣映画として正しい。ギャオスの人間捕食を間接的に表現するのも洒落てるしちゃんと怖い。平成ガメラにおける人の死や都市破壊の残酷さは出色。東京タワー破壊とあの夕陽、そして緊急事態放送の絶望感。最終対決は西部劇や時代劇の決闘そのもの。爆炎をバックにしたガメラのカッコ良さ。完璧である。
年末スペシャルを録画して観ました。
平成ガメラシリーズの第1作目。

九州の島でトリによる被害が発生、突然のギャオス再生。ギャオスやガメラが現代に再生・復活した原因をもう少し丁寧に描いて欲しかったな。

動物園の飼育員に重責を負わせる点、自衛官が勝手に動き回ってる点、もう少し丁寧に描いて欲しかったな。

大映の特撮はリアリティがあって大好きだ。東京の街並みを見事にリアルに再現している。カメラのアングルも素晴らしい。

ただ予算の関係か、街の人々があまり登場せず、一部の関係者と怪獣だけなのが残念。

でも、ガメラ復活、最高!
n_kurita

n_kuritaの感想・評価

3.5
4Kデジタル修復版
ガメラシリーズ初見ですが、怪獣映画って劇場で観るとそこはかとなく面白いものですね。
劇中のニュース速報や町内放送という日常のリアリティが妙に生々しく映った。
あとガメラの目のデザイン、どっかで見たことある、と感じたけれど『うしおととら』の白面の者と似たデザインだなーと思いながら観ていた。
また、動物は基本的に見ている方向がわからないように白目がないはずなのだが、ガメラには白目がある。それによって動物というより人間的な印象を受けていたけれど、意図されたものだったのかなと。
色々と興味深く面白かった。
高木圭

高木圭の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

4K HDRになってリバイバル上映されるとアトロクで聞いて気になってたので鑑賞。

<よかった点>
・冒頭からテンポが速くサクサク進む

・ギャオスに荒らされた島の民家の残骸がとてもリアル。平田博士のメガネ…💩👓

・ガメラもギャオスも造形がかっこいい。ガメラは、もうちょっと目が小さいとさらに自分好みになるかも。

・最初の舞台が地元福岡がだったこと。
屋台とか福岡ドームとか、沢山壊していただいてありがとうございます。

・鳥類学者の長峰さん(中山忍)が今の基準で見ても超美人。30年前の作品なのに…

・2体の怪獣の出自が古代文明と関わってること。無理矢理な設定でもこういうのワクワクするので好きです。

・ドルビーシネマ(丸の内ピカデリー)のおかげか?怪獣が見下ろしてくる描写が普通に怖い。

・ギャオスが東京タワーにい定着してからの避難を呼びかける放送が、去年の緊急事態宣言の放送とダブって良い意味で何とも言えない気持ちになった。


・ネタ枠も含め、名台詞が多かった↓

巡視船の船員たち
「今、本艦の真下です…」
「こんな環礁があってたまるか!」

長崎県警のおじさん(この人好きですw)
「アレが犯人なら、俺たちの仕事じゃなか…」

タクシーの運転手
「一度こういうことやってみたかったんだ(ニヤニヤ)」

環境庁審議官
「ガメラは今、どこにいるのでしょう…」
※それまで偉そうにタメ口でギャオス捕獲を主張していたのに、手に負えないと分かるとこの台詞である。



<気になった点>
・CGの荒さ。古い作品なのでこれは文句言ってもしょうがないけど。

・ガメラの巫女さん的な役割になる女子高生のアサギさん。もう少し演技がうまかったらなぁ。
あと誰もつっこまないけど、巫女さんになると傷までシンクロするの超深刻な問題じゃない!?お父さんもっと怒りなよ!笑
blackuma

blackumaの感想・評価

3.0
ドルビーシネマで鑑賞。
まだ人形、模型、合成がメインだった頃の特撮なのでチープさは否めませんが、様式美を楽しむには十分でした。
キーキャラが2人とも女性というところが大変平成新時代(いや、今となっては25年も前で元号も変わってるので旧時代なんですが)感がありました。毅然と黙らない女性学者も行動力がありすぎる父子家庭JCも大変強くてよろしいです。私が最も共感したのはタクシーの運ちゃんでしたけれども。

最近、日本のパニック映画観ていると逃げ惑う群衆を必死に誘導してるお巡りさんたちの姿にじわっとしてしまう。カッコいいよ…。主役級の活躍をするわけではないモブの彼らに敬礼。
ドルビーシネマ、アンコール上映。GⅢから劇場観賞、これとレギオンは円盤観賞でした。劇場再公開、劇場初観賞はとても嬉しかったです。あっという間に終映、全くダレません、スマートフォンも無い時代の映画ですが変わらず楽しめました。ちびっ子連れたお父さんがおられましたが、ご主人さん、お若いのにNICEチョイス、ナイスセンス。そして羨ましい。今や怪獣特撮映画自体が珍しい。CGで画面を埋め尽くす映画よりコチラの作りと工夫(構図)が大好きです。限られた予算で頑張る日本の伝統特撮文化だと勝手に思っています。役者さんの演技は若気の至りもありますが、女優陣は可愛いです。かなり贔屓目ですが・・。レギオンとGⅢも是非やってください。ああそれから劇伴もピッタリGOODです。
福岡よかった!!あと東京タワー。女子たちの髪型が凝ってて可愛い
日本経済終了のお知らせ


ゴジラマニアだけど、ガメラシリーズは初鑑賞。
90年代に作られたとは思えない練りに練り込まれた写実性。ニュース番組の描写など、徹底したリアリティの追求の姿勢が印象的。もちろん、近年の「シンゴジラ」などに比べれば、そのリアリズムは霞んでしまうが、それでも楽しめる作品

ギャオスによって苦境に立たされている東京と、父と娘の関係の深掘りが重なってたのはちょっと上品だなと思った。そして、変にそのあたりの人間ドラマを掘り下げなかったのも怪獣ブランドへの監督の敬意が伝わって見心地良かった。
あと、ギャオスとガメラの関係が2014年版アメゴジの、ゴジラとムートーの関係とそっくりで既視感がすごかった。多分、今作に影響受けてるんだと思う。
WAT

WATの感想・評価

4.0
平成ガメラ3部作の1作目『ガメラ 大怪獣空中決戦』4K HDRのドルビーシネマ上映観たっ‼️🐢 
11月の上映時は、どうしても都合がつかず泣く泣く断念したので、アンコール上映ありがたいっ❣️😆🙏 

画質が上がったことで、公開された95年当時でも気になっていた合成の拙さ(馴染んでないというか浮きまくってる)が、よりクッキリしちゃったのは皮肉なハナシだけど、中山忍さん演じる長峰の凛々しく美しいお姿が、より美しくて眼福眼福❣️😍💕

改めて観ると、設定や展開にツッコミどころはたくさんあるけど、まぁ怪獣映画の文法(お約束的な)ってことで気にしちゃダメです😜
ミニチュア特撮も頑張ってるし、いや、娯楽作品として良く出来た面白い作品ですよ❣️👍✨

ガメラってことだけで敬遠してる人も、機会があれば是非。  
4Kリマスターをドルビーで。

特撮に詳しいわけではないですし、ガメラシリーズも初めて見ました。面白かったです。
確かに皆がいうタイトル画面、素晴らしかった。環礁がこの船の下です。からの画面が黒くなり、ガメラのタイトル。ドルビーなので黒がばっきばき。他にも、東京タワーを倒し夕日をバックに巣を作るギャオス。見惚れてしまった。
ガメラの目つきの正義感、ギャオスの獰猛さよ。
ストーリーもよくできていて、何故今怪獣たちが襲いかかるかを環境問題絡めてよく語っている。んでもって警鐘をならしつつ映画は幕を閉じる。
少し古臭いが味のある役者陣も最高!確かに良いわ。三部作全部ドルビー上映してくんないかな!
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