豪華な俳優陣の割に良い意味で無駄遣いする感じ コーエン兄弟の本気度ではなく息抜き感が伝わってくる
途中まで話がどう転ぶかわからない不安感を煽って、ラスト畳み掛けのアホさ全開
そこのメリハリまでしっかりつけていて全て意図されたとわかってしまうからこそ逆にコーエン兄弟の株が上がる 計算されつくされていながら、盛大な拍子抜けを喰らうCIAコメディ
監督の空気感が伝わってくる深読みすれば映画という娯楽の本質をついてくる実験的な作品にも感じた
ヤリチンジョージクルーニーと脳筋ブラピ、ただ叫び愚痴り続けるマルコヴィッチがここまでもったいないながらハマり役をやってるのはなかなかない
たぶんコーエン兄弟というブランドが物を言う世界