ゆるゆるスライダー

ダイ・ハート2:ダイ・ハーターのゆるゆるスライダーのレビュー・感想・評価

3.0
実在の俳優が本人役を演じ、そこからどんどんフィクションが広がっていく構成は、ちゃんと作り込めば面白かったはず。元スタントマンの反撃も、ありがちだが上手くいけば奥行きは生まれる。

しかし、わりと雑な出来で、それを作風という言葉で誤魔化そうとしている残念なクオリティ。ゆるさと出来の悪さを履き違えている。

いつか面白くなるだろうと思っていたが、えんえんと似たギャグの繰り返しをしているうちに終わってしまった。全体的にしつこいのもよくない。

ラストのオチ、もう少し上手く扱えば面白いが、適当すぎて「?」のほうが先に来てしまう。