つな

プリティ・ベビーのつなのレビュー・感想・評価

プリティ・ベビー(1978年製作の映画)
3.6
売春宿なのに全篇通して不快感が一切ない。 売春婦の体が陶器みたいに綺麗で、いやらしいというよりも美術品のように思えた。
幼さに反して端正でどこか色気を感じる顔立ちということもあって、子どもなんだけど現実離れした容姿に惚れ惚れしちゃう。

彼女にとって何が最善なのか。
周りの人間は分かっているはずなのにどうしようもない現実に目を背ける。
ピアニストの表情がなんとも言えなかった。
でも基本的に暗くないし、楽しそうに生活しているところが良き。

最後に映ったバイオレットは売春婦をしていたとは思えないほど純粋無垢そうな、年相応の姿だったなあ、、、
つな

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