わと

ファニーゲーム U.S.A.のわとのネタバレレビュー・内容・結末

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

エ~~~~すき、、、、
胸糞って聞いてて観るのにすごく勇気いったし(半年程渋ってた)落ち込むつもりで観始めたのに好きなやつだった。吹替版。

奥さんに服脱がせるシーンは純粋に悔しかった。不快と聞いていた為に身構えていた最初の方と、息子を殺した後、二人のいないシーンが怖さで一番ドキドキしていた。家であの虫を見失ったときのような感覚。夫の怪我が痛かった…。

とにかく役者の方が美人でずっと顔をみていた。膝の応急手当をするってくだり、暴力は容赦ないのに頼んだら本当にやってくれそうな態度がまた良い。青年二人の動機も目的も関係も生い立ち考えなにひとつわからない感じが。
最初に紹介されたときや車からみたゴルフの不自然さ、湖(?)でさらっと家を聞き出して次のターゲットを定めてるところ。それか~~~っ!て。ゲームだって言うのに主導権があの青年二人にずっとあるのはずるいな~と思う反面、自分のやりたい展開にしていくのは強者感が出ていてよかった。最初に家族側に手を出させるようにするのもずるい。推理ゲームのくだりはおもしろかった。寒い暖かいはわかりそうでわからない。日の当たりかな…。ラストに目に見えれば現実だって言われて、その現実の映画をよかった!というのは後ろめたくもあるが、みれてよかった。

ミストほど胸糞さを感じなかったのは、好きだと思う理由はなぜだろうと考えていたんだけど、内容がぶっ飛んでいることと、悪役である青年二人をキャラクターとして好きになってしまったからかな…と思う。
わと

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