りく

アラモベイのりくのレビュー・感想・評価

アラモベイ(1985年製作の映画)
3.5
1960年、ベトナム戦争勃発。
1975年、ベトナム戦争終結。

そして映画は1979年。
当時の社会主義体制のベトナムからアメリカへ逃れた移民たち。ベトナム戦争の帰還兵も働くアメリカの漁港。

「この町はエビとカニで出来てんだよ」ってセリフはいかにも映画っぽくて好き。それにカウボーイがよく似合う音楽。

でもこの映画にはロマンも、良いカットも、素敵なストーリー展開もない。

ルイ・マル監督作品ってことでテンション上げて観た自分は愚かだった。しかも深夜。あぁー。。。

今、イギリスのEU離脱や、アメリカが世界のリーダーを降りようとしてる目測って、世界が動こうとしてる時代。こういう映画というか、やっぱり歴史は学んでおくべきだなと。
それをもしも映画で学べるのなら、本当に映画という大衆娯楽は素晴らしい。

KKK側の人間味、もしあれば良い側面の描写もあれば良かった。ベトナム人は深夜の漁業など悪いこともしてて両側面観て色々考えることが出来たから。

まぁーちょっと段取り良過ぎるストーリー展開だなぁと思ったけど。
ただそこを切り取るのは愚問かもしれない。
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