昔からのドラオタで高評価なので期待していたのですが。
うーむ、率直な最初の感想は戦闘シーンあそこまでの大迫力で長くやらなくても良いかなぁでした。そういうのは他の映画でやってもらえれば良いというのが素直な感想。
キャラは魅力的、ストーリーも良い、絵も綺麗、そこはかとないメッセージ性も素敵。でも印象として戦闘シーンのインパクトが残って他の良いところがしみじみ良かったなぁって入ってこなかったんですよね〜。戦闘シーン以外もあと一押ししてくれたら心に入って来てしみじみ良いなぁと思えたのですが。王様、王妃様、パルあたりはもう少しキャラを重く描いて欲しかったし、ラストへ繋がる伏線ももうすこしボリューム割いて丁寧でも良かったかなぁ。あえてサラッと描いてるとは思うんですが私はラス前の展開はもう少しボリューム割いて、すみっこ一作目とかクレしんのあっぱれ戦国、鉄人兵団ぐらい泣ける作りにしても良かったというか、そうして欲しかったなぁと思っちゃいました。
内容はそのままで戦闘シーンの時間が減って、その他の部分の時間とか落とし込み方とかが少しずつ多かったら名作評価に賛同なんですが。
極めて好みの問題ですが、名作になる要素はたくさんあるのにバランスの置き方が少し私軸のドラえもん名作からはズレた感じで、惜しいなぁと思いました。
まぁでもこのバランスで面白いと思う人はたくさんいるんだろうし、私のドラえもんに求めるバランスとはズレただけで。ドラ好きもそうじゃない人も行って損はないと思います!