父の葬儀のため飛行機に乗ったリーは中学時代の友人アンドレに気づくが、アンドレはリーのことを知らないと言う。しかしアンドレはリーのお父さんの葬式に向かっているという最初の不思議なシーンから引き込まれた。
雪降る夜リーとアンドレが飛行場から車で故郷へ向かう間、市場や食堂に寄りながらリーは中学校の頃を思い出す。観客も少しずつ二人の学業、家族、厳しい生活環境がわかってくる。先生のご都合主義に声を上げるアンドレと体罰するくせに権威に逆らえない父親。友達のために涙を流すアンドレそしていつも笑っているアンドレ。
大人のリーとアンドレも良かったがそれぞれの子役がとても素晴らしかった。