DaisakuDrill

里見八犬伝のDaisakuDrillのネタバレレビュー・内容・結末

里見八犬伝(1983年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

小学生の時にギャバンの人が出てる!って超期してみたらがっかりしたのを覚えている。
そして時は流れる事30年余年。
おじさんになって改めてなんでこの時にがっかりしたのかを分析してみることにした。


まず思ったことは薬師丸ひろ子さんめちゃ可愛い❤️
子供の頃はなんでこの人が流行ってるのかわからなかったけどおっさんになるとわかるね、なんかあの儚げな感じが男心をくすぐるのだね。
ラブシーンあったけどエロくない。

セーラー服も見てみなきゃ。


【ギャバン】
ギャバンの人の活躍を期待して見たのに
殆ど出てこない上に即死。


【美術全般】

セットや衣装、メイクなどがなんかちゃちい。
悪役のメイクなんかが戦隊モノと同じレベルに見える。
玉梓の頭の飾りもびよーんって揺れててなんか安っぽい。
衣装も無駄にキラキラしてたりなんかリアリティに欠ける。
たぶんアニメだったらわかる表現なんだろうけと実写になるとウソ感大。

セットも今見ると大規模だなって思うけど
当時毎週見てた戦隊モノの拡大版でしか無い感じ。
作り物ってわかっちゃう岩関係とか床がひらぺったい洞窟に明らかに軽い落下物。
などなどあげだしたらきりが無い。


【ストーリー】
2時間なのに扱わなきゃいけないのが8人。
はじめのうちはちゃんと紹介っぽくやってくんだけと詰め込み過ぎで最後の方は死ぬために登場して即死。
先が読めちゃうのもなんかつまらん。
大ボスもあっけなく死ぬしキーアイテムの弓とかもなんか一瞬。
孔雀王とか、ガンヘッドとかも
クライマックスがわかんなくて終わっちゃう。


【特撮】
ムカデとかエドウッドかと思ったよ。
爆発やビームみたいのも戦隊モノで見慣れた感じ。
玉のとこも明らかに静止画。
石化とかもそうだし、岩に潰されるとこも
なんかカトちゃんケンちゃんとかで見た事あるような感じ。


【アクション】
当時は毎週『遠山の金さん』を見ていたのでチャンバラを沢山見ているわけです。
夕方にはなんか時代劇やってるしね。
んでアクションがチャンバラで目新しさもなく、巻き戻しジャンプとかも見飽きちゃってて全然かっこよくない。


【音響】
スターウォーズとかも大好きで見てるとやっぱオーケストラとかじゃないと安く感じるのですね。
エンディングは英語でなんかかっこええのだけど途中途中がやっぱり戦隊モノ感。
エコーとかの使い方もなんかちゃちい。


ふと疑問に思ったのだけどこの当時は
『チャイニーズゴーストストーリー』とか
『キョンシー』シリーズも沢山見ててこれは大好きだった。
特撮レベルや音楽は両方ともとんとんに思える。
原因は美術の統一感やリアリティなのか。
アクションはやっぱりワイヤーアクションに分がある。
あと術だ。
魔法みたいのが全然無いわ。
ストーリーも分かりにくいんだよね。
明快じゃないとおもろくないし、あれだ、お涙頂戴みたいのがないし。湿っぽくないのか!
それかな。
うーんこれくらいか。
糧にしよう。
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