The Silent Hour 2024年作品
6.5/10
ブラッド・アンダーソン監督
ジョエル・キナマン　サンドラ・メイ・フランク　メキー・ファイファー
マーク・ストロング
主人公(キナマン)は刑事で職務中の事故により難聴になり、徐々に聴力を喪失しつつあった。
立ち退きを迫られていてほぼ無人に近いアパートの住人の女性(フランク)が、ドラッグディーラーの殺人の証拠となる動画を撮影して、警察に通報する。
女性はうまれつき聾唖で、通訳として主人公は聞き込みに参加する。
その後アパートに忘れ物をとりに行った主人公は、女性の命を狙う殺人犯と鉢合わせになり、主人公と女性はアパートから出られなくなる。
｢セッション９｣｢マシニスト｣のブラッド・アンダーソン監督作品。
アパートという閉鎖された空間で聴力を喪失したふたりのサバイバルという
ワンアイデアで押し切れたのはアンダーソンの力量あってこそ。
主人公の同僚役がマーク・ストロング。
マーク・ストロングが出てくると、大体裏切りそうな気がするから困る。
キナマンとフランクの演技は息が合っていた。

これまたもや既視感のあるB級映画。ストーリー自体はまあよくありすぎる汚職景観がらみ。アパートの一室内の攻防と主人公とヒロインが聴力障碍者という設定もいまいち。都合主義すぎる展開も多数。

機内で鑑賞。話自体は大味だけど、聞こえないギミックがいろんなところで働いて、最後まで飽きることなく見れました。