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サンセット大通りのkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

サンセット大通り(1950年製作の映画)
4.6
凄まじく、壮大な、スターの物語だった(笑)。最初にプールのシーンを見せることで、観客にうっすらと結末を匂わせるところは見事。かなり昔の作品ではあるが、どんな時代であっても人間本来の性質はあまり変わらないのだなと思わせられた。プライドの高い、旬の過ぎた大女優程扱いの難しい存在はない。やはり物事は大事になる前にしかるべき対処をしなければならないのであろう。この物語は悲劇ともいえるし、喜劇ともいえるし、あるいはホラー映画とも言える(笑)。独りよがりも度が過ぎると救いようがなくなるという教訓を見事に体現しているこの作品。やはり名作は面白い!
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