フィルムノワールにこれも入っていて気になっていた。
サイレントからトーキーになって世間から忘れられた大女優が若い燕を迎える。
めちゃくちゃおもろい
「私は今でも大物よ!小さくなったのは映画の方だ…
死体が物語る虚構の実情という虚構、台詞がいちいちハード・ボイルドなノワールとファム・ファタル。巨大な幻影ハリウッドの脚本家の野心は金と女に骨抜きにされ、役者は銀幕スタアという虚栄に薬漬けにされる。脚…
>>続きを読む現象を映しても映画にはならない
今作は巧みに事象を操作して、映像化した現象であり、なんとなしに吹く風の揺らぎも、水の反射する不規則な煌めきも、物言わぬ眼差しもなかった
これは巧みなシチュエーショ…
ルビッチ主義者のひとりとして、これは断じて否定する作家でいたい。
画面に映っているもののさらに奥のもの(精神・心)をどう撮るのか、
観客が自発的に読み取るものとして、ほとんど隠されて抑制されてい…
名監督ビリー・ワイルダーの名作を初鑑賞。
『情婦』ほどの驚きはないけれど、良かった。
人々に忘れられた往年の大女優に愛されてしまった売れない脚本家。彼が死んでしまったところから始まる彼の追憶。
…
ビリー・ワイルダー監督、1950年製作のハリウッドの内幕モノ。
主人公(ウィリアム・ホールデン)は売れない脚本家、自動車没収から逃れるためサンセット大通りを逃げていたが、パンク、横道を入るとうらびれ…
死んだ脚本家のナレーションで始まる冒頭から惹き込まれる。
マックスが素性を明かすあたりから、さらに面白くなり迎えるラストの切なさ。
これを狂気とは思いませんが。
むしろ、人間的な あまりに人間的な。…
サイレント時代を代表する大スター グロリア・スワンソンが「小さくなったのは映画の方」とトーキーを嘆く冒頭シーン、素晴らしい迫力で何回観ても大好き
サイレントで培った表情演技はさすがと言わざるを得ない…
Sunset Boulevard:ビリー・ワイルダー監督、脚本、チャールズ・ブラケット製作、脚本、D・M・マーシュマン・Jr脚本、グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン、エリッヒ・フォン・シュ…
>>続きを読むこれは切なすぎる
若い頃ではこの感情を理解できなかったろう
ヒロインの年齢を過ぎた今が初見でよかった
この歳になると時間の距離感が狂ってくる
先週の打合せの内容よりも
学生時代の些細な出来事の方が…