2010年。監督はジュリー・アン・ロビンソン。
原作はニコラス・スパークスのベストセラー小説。
両親が離婚し母と暮らしていたロニー(マイリー・サイラス)が、夏休みに父と過ごすために海辺の街にやってきて、父親とケンカしたり地元のイケメンと恋したりするお話。
離婚で傷ついていたロニーの、父親に対する態度がヒドい。でも映画って最初がダメなほど、あとで良くなった時に感動するんですよね。前フリです。
浜辺でビーチバレーやってたマッチョなイケメン(リアム・ヘムズワース)と、ベタに恋をするのだがこのキラキラ感がすごい。若さってなんて美しいんだろうと、あらためて思いました。
そんな王道をブチかましてきながらも、わかりやすい伏線を回収しつつちょっと意外な展開を見せるストーリーが良かったです。ぼくは全然あらすじを読まずに観るのが好きなのですが、まったく予想外の展開に号泣でした。そっち路線だったのね。
マイリー・サイラスは最初クレクラタコラにしか見えなかったのだが、中盤から恋して笑顔になったら、まあ可愛かったです。あんた、やっぱり大スターやね。
全然期待してなかった分、不意打ちで急所を突かれて死にました。喜びと悲しみのバランスが良かったです。