まなみ

ボウリング・フォー・コロンバインのまなみのレビュー・感想・評価

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観たよ




アメリカ銃社会の闇を描いたドキュメンタリー
言わずもがな世界中で大ヒットした本作は当時映画館で始めて観たドキュメンタリー作品

飽きさせない構成に笑える場面も沢山あり、そんな中での問題提起にまたさらに考えさせられる…
自分が知らなかった社会の闇やタブー的な部分をあまり良い人には見えないムーア監督がガンガン斬り込んで行くので突っ込まれた人(←卑猥な意味でなくな)はタジタジに…
しかしながらタジタジになるのは痛い所を突かれたからなので、初めは強気なベンハーことチャールトン・ヘストン(当時のNRA会長)の都合が悪くなった時の逃げっぷりは特に笑う😂

今やアメリカ最強の圧力団体と言われるNRAがトランプを支持し、とんでもない方向へ舵を切ったこの国に不安を感じる様に、多少の脚色を加えながらも銃社会を疑問視した本作を観て、銃社会へ懸念を抱いた人も多いと思う

あまり頭が良くないので他国の社会を否定する材料が私には無いのですが"コロンバイン"と聞くだけ目に涙を浮かべ言葉に詰まる表情を見せる、まだそこに暮らすコロンバイン市民を思うと、とても胸が痛くなりました

私自身銃を使ったアクションや戦争映画は大好きで、それこそライフルによる人体破壊描写がある作品なんて、それはそれは涎を垂らしながら観るくらい大好物なのですが…←
でもそれはフィクション上であるから楽しくて現実にそんな事が身近に起こり得る社会なんてとんでもない

平和ボケだとかお花畑だとか何とでもおっしゃれ、やっぱり日本がいいや。
まなみ

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