ボウリング・フォー・コロンバインの作品情報・感想・評価

「ボウリング・フォー・コロンバイン」に投稿された感想・評価

砂肝

砂肝の感想・評価

4.0
銃がないと怖いけど銃があるから怖い。

アメリカは考えてるよりもずっと白人と有色人種の意識の隔たりがすごい。アメリカの銃導入歴史のアニメーションが好き。

なんでアメリカだけ、日本もドイツも歴史が暴力的なのに、が問いかけ。

日本の自殺者数の増加についてもやって欲しい。
Sou

Souの感想・評価

3.6
「ゆきゆきて、神軍」に影響を受けたムーア監督の代表作と聞いて見て見たけどなかなか銃社会の事とか描かれててよかった。
勉強になる映画でした。
すず

すずの感想・評価

3.9
コロンバインでの事件を始めとする子供達による乱射事件の被害者とその遺族はアメリカから銃を無くしたいのに対して、NRAとその支持者は、自分の身は自分で守るために銃は必要であると主張する。
こんな正反対の意見を持つ米国民に、アメリカでこんなにも銃の死亡者が多いのは政治とメディアによって米国民が"恐怖"を植え付けられているからという要素もあるんだよっていうことを教えようとしてあげている映画

NRAの会員であるマイケルムーア監督だからこそのメッセージがとても伝わってきた。自虐的。皮肉が多い。

この人は本当にすごい
ちろ

ちろの感想・評価

3.8
華氏119の衝撃から、マイケルムーアの過去作をば。
アメリカの銃社会の異様さを問うドキュメンタリー。
途中で挟まれるアメリカ銃社会の歴史アニメが面白いかつ分かりやすかった(笑)
昔から戦争は儲かる人が居るからやるんだ的な事を言うけど、日々メディアから恐怖を刷り込まれる事も変わらないんだなーと。

そー思うと、憲法9条改正を何としてでも推し進める安倍政権もやっぱり真っ黒なんだよね。
KANMATE

KANMATEの感想・評価

3.3
コロンバインの銃乱射事件と規制。かなり前の作品で、自分は当時のニュースのタイムリー感も分からない。最初は端的に怖さを知って、良くわからん矛先にされたバンドや、ずれた論点にイライラし、最終的に全米ライフル協会や政治家へ。近作もみて思うのが、あと20年くらいは変わらないくらい根っこが染まっている!!って感覚。歯がゆい
Koshi

Koshiの感想・評価

3.7
「まるで恐怖と消費の一大キャンペーンだ」


この映画は、1999年4月20日に発生したコロンバイン高校銃乱射事件を題材にマイケル・ムーアがアメリカと銃との関係について他国との比較や関係者へのインタビューを通して探求していく挑戦的な長編ドキュメンタリー映画である。結構アメリカに批判的な作品であるにも関わらず、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞するほど、アメリカ人からも高評価の作品なのだ。恐らくアメリカ社会での銃の異様さを自分たちも感じているのだろう。



映画の途中で挟まれるざっくりとした「アメリカの歴史」のアニメーションには笑った。
だいぶ自虐的な内容であるのだが、非常にわかりやすいのだ。そこがまたアメリカ人に対する痛烈な皮肉にもなっている。
アメリカの歴史を簡単にまとめると、あんな感じになるんだな、と少し勉強になったかもしれない。


また、歌手のマリリン・マンソンのインタビューが非常に印象に残っている。
人を見た目で判断してはいけないとはこのことだな、と思わせてくれるに違いない。
今回の出演者の中で彼が1番しっかりとした考えを持っている人物だなと素直に思った。



わたしの1番好きな場面は、「カナダに住んでいる人たちは、本当に鍵を掛けずに過ごしているのか」ということをマイケル・ムーアが実際に一軒一軒確かめに行く場面である。
編集の都合もあるだろうが、映画の中でほぼ全ての家の鍵が空いていたという事実に驚愕した。しかも、空き巣に入られたことがあるという人も結構いるのである。しかし、彼らは断固として鍵を閉めないのだ。なんとオープンな人たちであろうか。アメリカなら絶対にあり得ない話である。マイケル・ムーア自身も相当驚いていたのも面白い。アメリカも異様だが、カナダはカナダで異様だなと思える場面だった。本当にカナダの人たちのオープンさには驚いた。
今のカナダの鍵事情はどうなってるかわからないので、今度カナダのことに詳しい人に聞いてみようと思う。
さすがに16年も経ったら変わっているかなあ。




マイケル・ムーアの映画を観たのは今作が初めてであった。以下簡単な感想である。

編集やインタビュー手法に多少の強引さがあることは否めないが、映画を観ている側からするとそれくらい強引にやってくれる方が見応えがある。観ていてスリリングでとても面白いのだ。しかし、このドキュメンタリーはあくまで映画であるので、全ての情報を鵜呑みにしてしまうのは良くない。
観ていて、これは本当かな?と疑問が生じたところがあるならば、実際に調べて確認することが大事だなと思う。
次は、『華氏911』。そして現在公開中である『華氏119』などを観ていきたいなと考えている。

このレビューはネタバレを含みます

1999年のコロンバイン高校での銃乱射事件を中心に銃社会のアメリカを問題提起した作品。アニメでアメリカ国民が銃を持つようになった流れや、銃所持率がアメリカよりも高いにもかかわらず犯罪率は少ないカナダとの国民性の比較、NRA(全米ライフル協会)のスピーチと事件の被害者遺族のスピーチを比べるなど、取材量が膨大。

NRA会長にインタビューしても、のらりくらりと返事をかわされ、銃殺された少女の写真を見てもくれないシーンが印象的だった。

「なぜ銃乱射事件が起きるのか?」
ニュースキャスターは声を揃えて「マリリンマンソンのせいだ」と言う。
マリリンマンソンのライブ中止を求める運動もあった。その人たちの言い分は
「自動車の広告を見たら全員が車を買うか?いいえ。でも、何人かは買う?イエス」
マリリンは「あの事件には2つの副産物がある。娯楽的暴力と銃社会だ。人々は大統領が爆撃をしていることを忘れている。俺は悪者だ。ロックをやっているから。でも大統領とどっちの影響力が強い?(事件当日コソボで最大の爆撃が行われた)大統領のせいで事件が起きたとは誰も言わない。メディアの望む恐怖の生産方法と違うからだ。恐怖を抱かせて消費させるのがアメリカの基盤だ。」
あの街の人になんと言いたい?
「何も。黙って話を聞く。それが大事だ。」
って、話はわかりやすいし、物事を俯瞰してみててかっこよかった


Kマートの弾薬で撃たれた青年2人とマイケルが弾薬の販売禁止を求め、それがかなったことがすばらしい。

そういう前進はあったものの、アメリカ国民の恐怖ゆえに銃を持ちたがる部分は根深いことを示唆して終わるラストだった。
オクマ

オクマの感想・評価

3.6
コロンバイン事件の事が知りたくてこの映画を見たが、より広くアメリカという国の問題に触れていた。インタビューもラストでは関係性の深い人物に当たっていて緊張感があり良かった。
なぜアメリカでは突出して拳銃事件が多いのか。
カナダと比べると、銃が出回っている数の問題と単純に片付けられる話ではなさそうだ。
人種(黒人を犯人に仕立て上げる)についても他の国も人種は多様化している。
血塗られた歴史から来ているのか。
貧困問題は関係がありそうだけど、やはり単純にすぐに使える銃が手元に沢山あるからなんだろうな。

マリリンマンソン様が素晴らしかった。
アメリカメディアは恐怖と消費のキャンペーンだと言っていた。
日本も同様だと思う。
話の筋ではないけれど、「存在しない神の奴隷」というマンソン様の歌詞、超NICE。
KK

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3.6
恐らく初めてドキュメンタリー映画というものを見たと思う。あと、マイケル・ムーア監督の作品も初めて。
コロンバインの銃乱射事件から、アメリカの銃社会について監督自らがインタビュアーとなって話す。
衝撃的な事実がいくつかあった。
アメリカのある地域では、銃の所持が義務化されている所がある。同じ銃社会、同じような暴力的な歴史を持っていても、アメリカの銃による死者はダントツで多い。
改めて銃の恐ろしさを認識させられた。

ドキュメンタリーと言えど、番組的な演出は感じたし、ある意味偏った意見だとも感じた。しかし、この映画を見て思ったことは、マイケル・ムーア監督のような映画監督など、社会的にも高い地位と認知度を持つ人が社会問題について問題提起をすることはとても意味があることだと思った。
作中でも、乱射事件の被害者とともにKマートの本社に出向き、銃と銃弾の販売を中止させた。あれは凄いと思った。あれを個人でやってもきっと何も変わらない。映画監督のような影響力のある人が、本気で立ち向かったからこその結果だと思う。
そういう意味で、この映画が作られて本当によかった。ドキュメンタリー映画の良さはこういう所なのかな

日本でも、テレビによく出る人とか有名な人が本気で何かを訴えれば、世論なんかいくらでも変えれると思う。自分勝手で他力本願で甘い考えかもしれないけど、世界中の有名人が力を合わせたら世の中は変わっていくんじゃないかなぁ
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