『見えない恐怖と見えているのに見えないふりをする恐怖』を体感出来る作品。主人公が徐々に視力を失っていく先天性の病で双子の姉(姉も同じ病ですでに失明)が虫の知らせでなにかあった！！と思い姉の家を訪ねてみると首吊り自殺した状態で発見される･･･そこからひたすら自殺が腑に落ちない主人公が犯人を追い詰めていくサスペンスミステリーかと思いきや･･･。ちょっと志向が違います。中盤までひたすら誰にも見えない犯人。途中から急にあ、こいつ犯人やん？って犯人に気付いてしまった時点からミアファローの『みえない恐怖』並にジワジワとした恐怖で息が詰まりそうでした。ところどころ辻褄あわないかな･･･って思うところもあったけどサイコパス的なホラーを味わいたい人にはとてもお勧めです*°
