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愛欲の十字路のyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

愛欲の十字路(1951年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾン・プライムで見ました。

本作は3000年前のイスラエルを舞台にした旧約聖書に基づき、人妻:バト・シェバとの不倫の恋に悩むダビデ王(本作ではダヴィドって呼ぶ)が戒律に背いてたのを知った臣民達が苦しむ様を描いた古代史劇ロマンス/ドラマ映画です。

大昔のイスラエルの歴史を知らん人はある程度いっぱい調べてから見た方が良いです。
気になって興味があったから見い終わった後、調べました。

実際の史実に沿った映画の描き方が若干違ってて、架空のフィクションと実際の史実を纏めて混ぜてますから、違和感がありますが、見応えがありました🌟🌟🌟🌟🌟

ダビデは家臣ウリヤの妻であるバト・シェバ(正しい名)が水浴びしているのを見初めて惚れて、彼女を呼び出して関係を結んだシーンは実際の史実に基づきますから、当然歴史通りに再現してくれたのは良い描き方でした🌟🌟🌟🌟🌟✨✨✨✨✨

ダビデはウリヤをバト・シェバの家に入ればバト・シェバが生む子がダビデの子とは分からないと考えるシーンやバト・シェバが生んだ子供の命が絶つシーン、預言者ナタンがダビデを責めたシーンは実際の史実に基づく通りになっててそれらを描いてたのが良かったです🌟🌟🌟🌟🌟

そしてダビデはあのイエス・キリストの先祖です。非常に驚きました。イエス・キリストがダビデの先祖なら、人類の始祖アダムとイブ(ヘブライ語ではハヴァ)も関係がありましたので、イエス・キリストやダビデ、モーセから見れば"アダムとイブ"は遥か始祖の存在でつまり、最初の人間男女として誕生した御先祖ということです。本作の感想と全く関係ないですが、念の為に前知識をつけたつもりで旧約聖書やイスラエルと関係があってそれらの為に調べただけです。

これをご覧になってください
https://convivia.co.jp/conviviacolor6/conviviacolor6.pdf