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最後の忠臣蔵の40のレビュー・感想・評価

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)
4.5
仲良しの古着屋さんにお勧めされて観た。



託された使命を、命を賭して全うする武士の忠義。その強い自己犠牲の精神にシビれる。現代では到底考えられない感覚。

役所広司と佐藤浩市の言葉少ないやりとりと桜坂ななみの可愛らしさに惚れ惚れした。
役所広司のラストシーン。その目、表情、手の動き。息が詰まり、手と足の先からジワジワと汗が流れる。
結末を知ってこそ明らかになる、タイトルの「最後」に込められた意味。

この作品が初めて真剣に観た時代劇映画でよかった、と思う。
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