なんでこんなにも理不尽なのに綺麗なのか。隠し子を隠し育てるために武士としての名誉を捨てさせる。そんな理不尽なこと…。頭では理不尽だと思っているのに…。
なぜこんなにも心打たれるのか。訳がわからん。
訳がわからん。
武士の忠義やらなんやらは現代にはそぐわないかもしれんが、日本が作り上げた極限の文化であり哲学だろう。
西洋にも劣らない。すごく誇らしい。
自分も日本人として、武士が築き上げたその精神を理解したい。
…などと思わされた映画だった。
やっぱり邦画だと無意識の部分、慣習やら文化的な部分で感じるものがあるのかもしれへん。