コロン

ミッドナイト・ランのコロンのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)
3.9
バウンティ・ハンターの物語だが、主演のロバート・デ・ロとチャールズ・グローディンのおかげで、どこかとぼけたヒューマンドラマに仕上がっている。逃避行を続けるうちに、二人の間にいつしか友情らしきものが育っていく過程が丁寧かつ自然に描かれており、とてもほのぼのとした気持ちになる。二人を追うマフィアやFBIや同業のバウンティ・ハンターがかなり間抜けなことも二人に幸した?9年ぶりに会った娘が、逃走資金に窮したロバートに、バイトで貯めたなけなしのお金を渡そうとするシーンにはホロリとさせられた。間違いなくバディ物の傑作の一つだと思う。
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