杏仁DOPE

Love Letterの杏仁DOPEのレビュー・感想・評価

Love Letter(1995年製作の映画)
4.7
恋愛ものが苦手で、昔から気にはなっていたけども、中々手が延びなかったラブレター。

こんなにも良い作品だったとは…

いや、逆に今観たからさらに新鮮に感じたのもあると思う。

25年も前の作品なのに映像美が素晴らしい。

それとともに当たり前なのだが、出ているキャストが若い。

中山美穂、豊川悦司、田口トモロヲをはじめ、酒井美紀、柏原崇、鈴木蘭々と皆若い。

中山美穂の1人2役演じる、渡辺博子と藤井樹の手紙のやりとりから進む藤井樹(柏原崇)の過去の人間像。

伏線回収、そして、斬新でオシャレなラストシーン。

本当に素晴らしかった。

インターネットやSNSが普及している、今の時代だからこそ響く色々なモノがあった。

君のすい臓をたべたいのラストも良かったけども、このラブレターのラストは本当に良かった。

岩井俊二監督って、独特の静な流れがあると思うのだけども、初の長編作品であるこの作品からそれが出ていたと思う。

図書カードかー、いいなー。
杏仁DOPE

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