人生を180度変える体験。
孤独に暮らす投資家の男。48歳の誕生日に弟から、CRSという会社が提供するゲームの招待状を受け取ったことから、周囲で奇妙な出来事に巻き込まれる。やがて命まで危険に晒されることになる。
自分の身に起こっていることは果たして本当に"ゲーム"なのか。もう何を信じたらいいのか分からなくなる。一度ではなく二度までも騙された。最後まで誰も予想のできない展開にのめり込んでいく。
ネタバレしてはいけない内容なのであまり書くことがないのですが、緊迫した状況にアドレナリン出まくりのスリリングなサスペンス映画でした。個人的にはデヴィッド・フィンチャー監督の最高傑作です。
バーでCRSの話をする男2人にCRSについて尋ねると、ゲームの正体は"ヨハネの第9章25節"だと言う。"昔は盲目であったが今は見える"。これはイエス・キリストが盲人の目を見えるようにした奇跡の話でありこの映画の答えである。