このレビューはネタバレを含みます
【2022年おうち映画 52本目】
「あんたらはイカれてる」
You guys are fucking sick. You know that?
『オレらの真の姿さ』
That's OK. Cause that's how I'm livin.
怖いもの知らずで簡単に一線を超えてしまうような子どもたちの話。
ただ気持ちが良くなりたいだけでその行為で責任や危険性を伴うことを知らないままHIVを知らず知らずのうちに広めていくテリー。
友達の付き添いでHIVの検査を受けたジェニーは陽性の結果を受け、テリーに会いにいくが直接話す前にエンディングを迎える。
彼らの24時間を切り取って、作り込まれた終わり方じゃないのがドキュメンタリー調だとより感じられるし、衝撃的なシーンがたくさんあって終盤にいくにつれて不安な気持ちにさせられる。
「マイ・プライベート・アイダホ」のマイクだけがこの生活から抜け出さないまま一生を過ごすのではないかと不安な気持ちになったことを思い出した。
→調べてみると、脚本を書いたハーモニー・コリンは「マイ・プライベート・アイダホ」のファンらしい。(Rolling Stonesの記事)
ファッションも90年代のストリートを存分に感じられるし、最高だった。
配信で観られないのが残念。
