最近の映画記録、ちょっと前にみた「ドンと DJ の大冒険 セントラルパークの仲間たち」のこと。

EUフィルムデーの鑑賞5本目で、ベルギーの作品。

映像や動きはなかなか良いのだが、話がとにかく整理できてない。
トイ・ストーリーの脚本家2人による、原案作品なんですね。

NYのセントラルパークにある人形劇場、そこの人形たちは深夜に自分の意志で動き出して…という設定。

道化人形のドンは、ヒーローになりたいがピエロしか役はない。だが彼は騎士ドン・キホーテになる妄想に浸る癖があり…という導入。

そんなドンが外の世界に冒険に出て、イヌの玩具、DJドギーに出会う。一方、泥棒が劇場の人形たちを掠ってしまい…と展開。

ピクサー的なシェーディングのCGキャラは表情も動きもよく出来ている。妄想空間はトゥーンCGになる。

一方で、お話はかなり混乱している。

要はウッディとバズを主人公一人に集約し、さらにトイストーリー1と2のドラマ要素を一作に入れている。
そりゃ迷走するよなあ、と思う。

映像はかなりちゃんとしてるので、もったいない作品ですね。