79年に公開されたウルトラマン劇場作品第2作目。同時上映はあのお猿さんが出てくる『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』。放送から12年も経つのに最前線に居続ける初代ウルトラマンのレベルの高さが窺い知れる。
タイトルの通り実相寺昭雄監督回を割とそのまんま流してるだけ。エヴァの元ネタと目されるOPは新規だがナレーションの追加がある以外は本当にそのまんま。
でも実相寺監督回は、子供の頃何度も見てるのもあってなんというか心の故郷感があってそれだけで凄く良い。こう実相寺回だけ纏めて見てみると、スプーンの件もそうだけど大体毎回カッコよく変身しないのね。それが彼にとってのリアリズムなのかヒューマニズムなのかは正直分からないんだけど、ウルトラマンという異形の超人に親近感が湧いて好きになる。
