プレデターシリーズ第3作目
前作までとは別種(ベルセルク・プレデター)のプレデターと人間界選抜メンバーとの戦いを描く。
別種ということもあって戦闘スタイルにも違いが。
3人一組で行動し、ドッグハンドラーは猟犬を使い、ファルコナーはドローンを使う。
そもそも前作までの種族は地球というアウェーに単身乗り込むという形だったのに対し、今回はホームグラウンドに連れてきた上でチーム戦を仕掛ける。
第1作の個体が「ウォーリアー(戦士)・プレデター」であったが、今回はまさに「ベルセルク(狂戦士)」の名を冠した、敵を倒すためにあらゆる手段を使う存在といったところだ。
人間側も前作までの「そこにいた人」ではなく「選りすぐりの殺し屋集団」に。
職業も出自も違うためすれ違いや疑心暗鬼といったギミックがある。
武器も個性豊かになり、フルオートショットガンやサブマシンガン、狙撃銃にミニガンなどなど。武器オタク的には楽しかった。
映画としては……
といった感じ。前までのホラーやカタルシスを取っ払ってアクションに振った感じ。
たた、主人公が熱血漢のマッチョから冷静で疑り深い細身のイケメンになったせいで、血肉沸き躍る漢のバイオレンスペクタクル感は減少。
正直全体的に盛り下がったなぁ。
プレデター同士の戦いとかもよかったんだけど、やっつけ感があったし、
仲間の裏切りもねぇ。
個人的には推しのハンゾーさんとニコライさんがプレデターを撃破したのが嬉しかった。