とある映画依存症女

プレデターズのとある映画依存症女のレビュー・感想・評価

プレデターズ(2010年製作の映画)
4.1
(思い出補正ありのオススメ作品紹介)
プレデターシリーズ私的にハズレ無しです!
本作はその中でナンバー1かと言うとお世辞にも、決してそうではないです。ただ、劇場公開時に何度かリピートして、ブルーレイ、パンフも買った思い出の作品です。

設定として、プレデターの惑星つまりプレデター側のホームで戦うという所が、他のプレデターにはない魅力です。新たなタイプの武器、惑星のトラップ、ペットプレデター犬?など、テクロノジックなプレデター惑星でプレデターと人類側から選ばれた最強の殺し屋達の闘いはSFとして、アクションとして、ホラーとして単純に楽しめました。ただ、人類側のインパクトが弱めでしたね。日本人ヤクザさんは圧倒的にカッコよくプレデターとの一騎打ちをみるだけでも見る価値ありです。これはプレデターズシリーズにおける、屈指の名場面ですね!あと、大柄のロシア人さんもなかなか良いキャラでした。ただ、早すぎる退場のトレホ兄さんや、アフリカ系の殺し屋さんの設定に似合わないほどのあっさりとやられる感、謎に裏切る医者、名俳優ですが、本作では地味な主役さんなど、少しもったいなさがありましたね。プレデター1作目の軍人達の戦闘能力の高さやザ・プレデターの落ちこぼれ軍人達の人間味があってユーモアのきいたキャラクター達などの魅力に比べると少し劣りますね。最強の殺し屋達なのであればもう少しそれぞれの戦闘能力の高さと強者感を導入の演出に入れて欲しかったですね。

プレデターは毎回恐怖感と世界観は保ちつつも新たなオリジナリティ要素を見せてくれることが魅力の一つであり、本作も例に漏れずの良作です。