人気ないメキシコの僻地まできて廃墟と化した桟橋のある浜辺でゲリラキャンプ。息子が脚挟まるところからザワザワする。短時間でラストまでハラハラが持続。途中から腹くくって優雅に煙草ふかしはじめるバーバラスタンウィック。悪女じゃないし家族思いの妻なんだけど、この独特のふてぶてしさと荒波に揉まれてのアクションは彼女じゃないとたぶん務まらない。死を覚悟した夫の冷静さもなんだかすごいし、コーヒー淹れたり船に助けを求めたり危なっかしいアシストぷりがこれもサスペンスって感じの幼い息子も良い。あんだけ悪党ぽかった犯人との握手のお別れ。その後の逃亡や射殺シーンとかはざっくり省略。
