フジロックのモデルにもなった、世界最大のロックフェス、グラストンベリーのドキュメンタリー映画。
日本とは全く異なるフェス事情が分かって面白い。「お金ってよりもスリルを味わいたいんだ」と言い、運営のスキを見て会場に侵入しようとする若者たち。生易しい監視はせずに、侵入者を見つけたら痛めつける運営陣。楽園のような音楽の祭典なのに、殺伐とした裏事情に驚愕。
アーティストたちのliveも収められているが、ファンには有名なレディオヘッドの伝説的なliveや、コールドプレイ、ベルベットアンダーグラウンドなど、聖地での超有名アーティストの公演が観れる。中でも、Pulpはとてつもない迫力で「Common People」を歌い上げるシーンは鳥肌モノ!!!
なぜグラストンベリーがフェスの聖地として成り上がったのか、フェス文化の成り立ちから描いているので、今は世界中の夏の風物詩になったロックフェスの歴史について知れる作品です。
ロックな人たちはクレイジーで最高!!