risao

運命の女のrisaoのネタバレレビュー・内容・結末

運命の女(2002年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃよかった。泣いた。

よくある不倫物でシンプルな話だし、不倫した妻が明らかに悪いんだけど、よくある不倫物と一緒にするにはもったいない!女性の感情の描き方、とてもリアルだった。
ダイアンレイン、とても綺麗。そして演技がとても上手い。初めて関係を持ってしまった帰り道の電車のシーンなんてもう。。

罪を犯してしまった夫。でもその夫はこの物語で1番の被害者であって。
終盤、妻に言い放つ、「君が憎い〜〜」のセリフの切なさ。
さらにはこのストーリーのキーになるスノードーム。鳥肌。
不倫相手の家でこれを見つけた夫の気持ちを思うともう苦しいし、それに気づいた妻の気持ちを思っても本当に愚かで。。
その後の、もしもあの時〜的な回想する描写もよかったな。
結論、不倫はダメですね。
不倫を美化することなく、静かにビシビシ伝えた映画。うまかったー

80
risao

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