1998年製作のアメリカ映画。
製作は映画オタク、コーエン兄弟。
巻き込まれ犯罪的な感じで話は進んでいく。
とにかく巻き込まれる。アホなやつがそこらへんの人を巻き込んでいく。
巻き込まれたらたまったもんじゃないぜ!って感じ。
コメディ要素やブラックジョークなんかも多い。
ヒッピーっぽい描写があったり。
楽してお金を得ようとしてる人がボッコボコにされる。
これってコーエン兄弟の作品の特徴がバシバシ出てるよね!
私はそこまでこの作品にはハマらなかったなぁ。
もっと突き抜けた分かりやすい笑いが好き。
だけど、コーエン兄弟好きのマニア層には相当ウケるんだね。
デュードのファッション(と呼べるのか!?)が好きだったなー。雰囲気が。あのだらしない感じとサングラス。ボロボロの車。
でもこの手の話なら、私は「インヒアレント・ヴァイス」の方が遥かに好き。
ポール・トーマス・アンダーソンの。
ヒッピー感も服もだらしなさもダメ人間さも世界観も。
ちょっと、マグノリアにも似たような印象。
何がきっかけで物事が変化するかは分からないようなところとか。
「偶然」なんてないのかもしれないね!
すべて何かにつながっているのさ。ってね。
ある日を境に生活が変わったり、
自分を取り巻く環境や人が変わったり。
「あーこうやって子供欲しがればいいのか」
とかちょっと真面目に受け止めちゃった(笑)
そういえば、
「リボウスキ・フェスティバル」っていうのがあるらしいよ(笑)
全米各地で上映会してるんだって。ホワイト・ルシアンを飲みながら、観ちゃいたくなるよね!
しかもデュード役ジェフ・ブリッジスが自身のバンドを演奏したりしたんだって!
バンドやってる渋いおっさんはみんなかっこいい!
笑いどころがそんなにツボらなかったのは、私が女だからか!?(笑)
ブシェミ君が出てて上がった!
ジュリアン・ムーアもこれまたすごい役をやったね。