やっと観れた〜。作品の雰囲気自体はすごく好き。
音と映像の演出は流石コーエン兄弟だね。映画でアートを超越した「何か」で表現する技術力にかけては天才なんじゃないかな。
空想でロス上空を○○○するシーンや、自身をボーリングの○○○に見立てて〇〇〇するシーンなんかは延々と見てられる気がしたよ。
90年代のアメリカ/ロサンゼルスの富裕層と貧困層の『格の違い』ってやつを見せつけられた挙げ句、次々と巻き起こる騒動＆珍騒動。
しかも自分にとって不都合な出来事の連続。観ているだけで心が折れそうになったで然し･･･。
それが単純明快なハプニングだったらさぞかしつまらなかっただろうけど、所々で笑いが起こったり意味あり気なシーンにホロリと来そうになったりで情感揺さぶられっぱなし。思わぬ楽しみ方ができました。
各々が個性強めな登場人物たちを、上手に束ね上げましたーみたいな。
やはりこう、斜め上を行く発想はいいよね。
