今観るとチープな部分が目立つ。
まず、最初らへんの、スポーツバックが廊下を滑ってくるシーンのドゥィーンドゥィーン音に吹き出した。スーファミのサウンドノベルかよっ。
女子高生、男子校生、看護師、漫才師...「ちょっと死んでくる★」っていう軽率なノリが気味悪くて良い。
特に冒頭のプラットホームからの集団自殺はかなり印象に残る。でも「これを撮りたかっただけだろ感」が、後半を観るにつれ出てきてしまうのが勿体ない。
話が分からなくても『嫌だな〜』『不快だな〜』と思ったなら、それだけできっと監督の勝ち。だって中身があるように思えないんだもの...。
ただ、おかあさんが笑顔で大根と指切ってるシーンは、冒頭の集団自殺の次に好き。あとローリーのシュッシュッな足組み替え。
...あと、不思議なのが、死のうとしてる彼ら彼女らを後ろからわーわー言って止めようとしたり、不思議そうに見てる人たちの方が、変に見えだす。
自分だけかな?映画に洗脳されたか...?なんだかんだ好きなんじゃないのこの映画。
♪それでは皆さん、さようなら★