2020/10/02
監督 ピーター・ウィアー
アンディ・マクダウェル
ジェラール・ドパルデュー
【はじまりは、紙切れだけの結婚—】
理想の住まいを手に入れたい女性(A・マクダウェル)と外国人永住権(グリーン・カード)が欲しいフランス人男性(G・ドパルデュー)、NYで偶然出会った二人が、互いの希望を叶えるため偽装結婚をし、やがて惹かれあっていく様を描く、ロマンチック恋愛コメディ。
P・ウィアー監督で更にもう一本。
考え方も生活スタイルもまるで違う二人、いがみ合って、喧嘩して、それでも互いを知るうちに気持ちに変化が起きていく。
自分を持った美しい女性役のA・マクダウェルも印象的でしたが、ゴツイ風体で一見粗野に見えながら心優しい相手役の男性を演じたG・ドパルデューがとても良かった記憶。
大好きなハンス・ジマーの音楽にのせて描かれるラストシーンが感動的でした、思い出したら無性に聴きたくなって思わずサントラをダウンロードしてしまいました。
どちらかというと恋愛映画はあまり劇場鑑賞はしないのですが、当時大好きだった監督・キャスト・音楽に惹かれて観に行った思い出があり、女性客が多くて少しだけ肩身の狭い思いをしたのも今では懐かしい一本。
良作です、なんかまた見たくなりました。
鑑賞日1990年 劇場にて
