あ

独裁者のあのレビュー・感想・評価

独裁者(1940年製作の映画)
5.0
これは迷いのない⭐️5
チャップリンでトーキーの喜劇はほぼ初めて(ライムライトは観た)だった喋るチャップリンも最高に面白い
地球儀のダンスは名シーン。すごくしんみりして見入ってしまった

(ムッソリーニがモデルの)ナポロ二と椅子の高さを競い合う場面がやっぱり印象的。天に近づきすぎて無残に転落するヒンケルを、この凝縮された風刺をチャップリンはどんな気持ちで演じたんだろう

この最後の演説を聞かずにチャップリンは語れないし、映画も語れないし、歴史も語れない、って思うほどには素晴らしい、、
「絶望してはいけない。」この一言はナチスのあの本でも何度も目にしたような。
あ