15年前にマサカーな事件が発生した道化師育成キャンプに何も知らず参加したクラウン御一行が伝説の殺人鬼に襲われるスラッシャー🇺🇸

監督は多くの大作映画でVFXを担当してるデビッド・カルロス・バルデス📽️
トロマ作品なのでカウフマン先生も登場📽️


80'sリスペクトに見せかけた変わり種ホラー🤘
内容は「13金」を始めとする古典スラッシャーを登場人物全員クラウンに置き換えた王道な物。
ガソリンスタンドでの警告、キャンプファイヤー、ベッドシーンと恒例行事をしっかり行う念の入れよう。
道化師らしいカートゥーンな演出はある物の正直終盤までは焼き回し感が強くインパクト弱め。
ただこの展開は非常に特殊なラストへの味付けに過ぎないのが中々面白い。
道化師ワールド全開な終焉を迎え人によっては怒りが込み上げてくるかも…
個人的には普通に騙されて作品評価上がったけど。

あくまで隠し味な殺人鬼🤘
エドウィンなる道化師殺人鬼。
本作の舞台となる育成キャンプのOBで不運に見舞われ卒業試験を合格出来なかった過去が。
よく居る悲劇的な殺人鬼って奴ですな。
残念な事に星の数ほど存在する道化師殺人鬼の中でもインパクト弱めな見た目に加え全体像での出番は終盤だけと劇中はほぼ空気状態。
これも「13金」へのオマージュだったりラストへの伏線だとしたら全然納得出来るけど。

監督はVFX職人だけどグロ描写は中々🫀
首チョンパ、溶解、爆散、頭皮剥がし等をCGIに頼らず表現。
人体プロップは中々にクオリティ高いし血糊は粘着質でグチャドロな絵面を堪能できた。
難を挙げるなら処刑方法に道化師感が全く無くトリッキーさ感じられなかった事かと。