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乱のLIBROのレビュー・感想・評価

(1985年製作の映画)
5.0
リア王を戦国時代の家督争いという形で描いた作品。乱世とはいえ、生きるも死ぬも地獄で中々に悲惨。戦国時代の中でよくあった後継者争いは、こんな感じだったのだろうと思うと心が沈む
「ゴジラ」の監督、本多猪四朗が助監督という豪華さ。燃える城、合戦シーン、火縄銃の音etc…に代表されるようなこの作品の金と人のかけ方がマネできない
【余談】
100頭の馬と1000人のエキストラを3日間待たせたことがあり、助監督が理由を聞くと「戦いの雲じゃない」と答えた
リア王から着想を得たことに批判的な意見もあるが、個人的にはどんな作品も別の作品から着想を得て生まれるわけで、そこまで批判されることなのかな〜とは思う
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