いい馬がたくさん出てくる映画にハズレなしという自論があるが、この映画はまさにそれ。
人、馬の圧倒的な数と芝居がたまらん。
人間ドラマもよくできているが、半分はシェイクスピアの功績。それよりもクロサワ…
黒澤明は『乱』で戦を描いているのではない。人間が積み重ねてきた愚かさそのものを描いている。
この作品では誰か一人が悪いわけではない。権力への執着、復讐、誇り、愛情、沈黙。そのすべてが少しずつ噛み合…
『秘密の花園』(1993)があまりに俗悪であったため視聴を途中で止め、口直しに名作であることが「保証」されている映画を観たかった。
黒澤明監督作。『リア王』の翻案、英国のシェイクスピア映画さながら…
リア王(+毛利家の三本の矢の教え)を元にした、壮大な架空の戦国絵巻。前作「影武者」に比べて内容が暗く重い。黒澤一流の反戦映画なのだろう。御殿場や大分、熊本でのロケシーンが、日本にも何もない大空間があ…
>>続きを読む
黒澤監督作品後期の傑作。
天の視点で描かれた映画です。
シェイクスピアの悲劇『リア王』をベースに、毛利元就の「三本の矢」の故事を絡めた戦国時代劇となっています。
CGのない時代に、数百頭と数…
恨みや妬みが連鎖し、「乱」が育っていくさまがドラマチックだった。美しく壮大な自然風景は、人間の所業をただ静かに見つめるような荘厳さをたたえ、さながら天国とも地獄ともつかない世界観を作り出していた。ド…
>>続きを読む