圧巻の大傑作でした。秀虎の悲しくもある種滑稽な地獄めぐり、脇役に至るまで魅力的すぎる登場人物、様々な人間の欲と恨みが積み重なるエンディング。
元ネタのリア王は詳しくないが、本作で人の世の残酷さと業、…
リア王と三子教訓状をベースに架空の戦国武将一族の破滅を描く。戦シーンは何人エキストラ使ってんだってくらい人がいて圧倒される。馬でスタントができる人間こんなにいるのか〜って感心しちゃった。どこまでも広…
>>続きを読む黒澤明晩年の代表作でありそのキャリアの集大成的な作品。
3人の息子に城と地位を分け与え退いた武将の悲劇と、骨肉の争いを繰り広げる息子たちの物語です。
前作「影武者」を踏み台にするようなスケール感には…
3時間弱とは思えなかった。
物語に大きな起伏はない。合戦シーンはあるとはいえ、物語は淡々と冷酷に進んでいく。
だが、全く飽きない。
おそらく、すべてのシーンに見るべきところがあって、それを逃すまい…
【内紛】
天下のクロサワとは言え、ここまで堅苦しい様式美の世界となるとさすがに見苦しいわなぁ。硬直していて余裕のない仲代達矢の演技を始め、全編やたらと深刻ぶったムードに抵抗感覚える復讐時代劇。
…
シェイクスピア四大悲劇の中でリア王が一番好きなので、こちらもとても楽しみにしていました。
すごすぎる、、圧巻でした。
大元はリア王と同じだけどオリジナリティもあり、そこに黒澤監督のダイナミックさ…
11/3〜11/9の一週間、名古屋シネマウィークが開催されており、今日一日一回限り上映されましたので、観てきました。
流石の重厚な時代劇。CGではないリアルな撮影。役者さん(ある一部を除いて)の演技…
リア王をプロットにしてるのは知ってたけどホントにリア王だった
狂ってからの目がほんとに虚ろで見てるこっちが苦しくなるくらい
自業自得だって狂阿弥が言うけど、確かにその通り
でも嫌いになれないっていう…
シェイクスピア「リア王」萬斎映画デビュー作
「蜘蛛の巣城」は、マクベスの翻案。黒澤の能楽好みが知れる。
フランスとの合作、制作費が20億円を超えていたが、日本国内の興行収入(収益ではない)その半分に…