黒澤明自身が口にしていた「映画が映画になる瞬間」という意味を、空間的なモニュメント(像)と時間的なモーメント(瞬間)の交差として、その作品群に接することで、僕は認識するに至ったところがある。
また…
なんて贅沢な映画。
金をかければいいもんだと言わんばかりのセットと美術、そして甲冑と馬と旗。ずっと眼福。
公開当時は大赤字だったみたいだけど、この先CGを使わないこの規模感の時代劇を作る事は無理そう…
とんでもない映像の連続
エキストラと馬の数がとんでもない
焼け落ちる城
めちゃくちゃ怖い顔の仲代達矢
そのへんのホラーより怖い
現代のカット割りのテンポ感に慣れていると各シークエンス長く感じるかも…
山ん中で始まる豪華絢爛な戦国コスプレ大会。一文字家の紋章が太陽っぽくてもはや仲代達矢がSUN RA。ともかくも前半1時間はものすごくて、最初のクライマックスの戦であえて武満徹の音楽を贅沢に流し、時折…
>>続きを読む子供の頃から歴史が好きで、信長の野望シリーズはファミコン時代からプレーしていた。
最もハマったのは1990年年末に発売された「武将風雲録」。
薩摩の島津家からプレーし、やっとこさ九州統一を果たした…
『リア王』がこうなるのか!
戦国時代の方がスっと入ってきたかもしれない。この構想がまずすごい。
大殿の顔すごいな笑
とてつもない人数での合戦シーン、そしてバンバン打たれるシーンはすごい。三郎が最期…
人の命がかくも簡単に奪い奪われていた歴史を、誰にも感情移入させず、ただ嘆いているように感じた。
次郎を残して背を向けたまま閉門するところかっこよかった。
衣装の鮮やかな色彩と、風、霧、徹底された火…
大筋はリア王だからしっかりしていたためか、比較的観やすかったし、飽きの来ない作りだったように思う。
橋本忍は、本作を人物設計がイマイチとのことで批判しているが、まあ秀虎以外のキャラは薄いものではあ…