「乱」に投稿された感想・評価

YF

YFの感想・評価

3.9
長くてなかなか手が出せない作品だけど、黒澤明がライフワークと言っていったように、膨大な金額と時間をかけて、なかなかスペクタクルな時代劇で非常に見応えがあった。日本のお城には必ずあるはずの城下町が全くないけど、お城を建ててそれを映画の中で燃やすってのはあまりにもすごすぎる…七人の侍の時にはモノクロだったから気がつかなかったけど、以外とスプラッター描写が激しい。
初めてみた黒澤明 作品
役者の迫真の演技、画面の美しさも素晴らしいけれど
戦のシーンのスケールの大きさと迫力がとんでもない。

怪我人出てるんじゃないかってレベル

もっと色々見てみたいと思います
海杜

海杜の感想・評価

4.4
圧倒的黒澤を見せつけられました!
正直160分間があっという間でした。

仲代達矢さんの「迫真」をそのまま顔にしたような表情。
エキストラも何人いたんだと思わせる大所帯。
凄まじい迫力でした。弓で死んだ兵士のリアルさからそう見れました。

そして意外だったのがピーターさん!
おふざけ人選だと思ったら、この作品のMVPでした。
560

560の感想・評価

-
合戦映画の世界的最高傑作!

どうしてこんなにダイナミックで堂々たる映画を作れるのだろう。

そもそも、黒澤監督の作品から感じるこのダイナミックな堂々たる映画感って、どこからくるのだろう?

そんなことを考えていたかと思いきや、いつのまにか映画に釘付けになってしまう。

スピルバーグも、キューブリックも、タランティーノも、映画たる映画は、いつのまにかカメラは自分の目になり、主人公の痛みは自分の痛みとなり、意識は肉体から分離し映画にどっぷり浸かっている。

『乱』は、黒澤明監督の抜群の色彩感覚で、カラフルで、絵画のようなショットを連発しながらも、映画の持つダイナミックなエンタメ性は抜群に発揮していて、なおかつ古典的な風格さえある堂々たる人間ドラマが描かれ文学的な側面も持つ。

絵画のような芸術性と、圧倒的なエンタメ性がここまで合致している時点で物凄いのに、深い深いドラマもあるから、凄い。

ほんと印象的なショットが多かったな。

こんなを見て、もはやどんな映画を作れと言うのか。。
Kaz

Kazの感想・評価

4.5
言わずと知れた黒澤明の名作
ピーター=池端慎之介が酔狂な役を演じ衣装賞かなんかも取ってるくらい鮮やかな衣でだちが印象的です
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.7
これはやパリ
いろんな意味で
巨匠だからできる荒業なんでしょねw
[R_H]
昔見た記憶がある。燃える城をバックに、真っ白い髪をした殿様が歩くシーンが印象深かった。
改めて観るときっちり面白いなと思った。長時間の作品だけど気にさせない展開。(でも7人の侍の方が展開も面白い。やっぱオリジナルの方がいいね)元ネタがリア王という事で、ストーリーはしっかりしているんだとは思うけど。
そして戦闘シーンの壮大さにつきますね。最近の大河ドラマだと真田丸の戦闘シーンがなかなかに迫力があったけど、スケール感が違うと思った。

ただ、ピーター(池畑慎之介)演じる狂阿弥のセリフの臭さ、わざとらしさはどうなんだろう。リア王のセリフも元にしてるんだろうから、古臭いわざとらしい言い回しもあるんだろうけど、にしても演技がオーバーすぎると感じた。黒澤映画の『まあだだよ』の所ジョージ的な、演技の本職じゃない人を敢えて起用する感じはどうなんだろうなぁ。

序盤のイノシシ狩りの背景の青さがいい気分になった。
なんといってもスケールがでかい。オープニングから配置が完璧だし、赤青黄色の衣装、草原の緑が鮮やか。「三人片輪」でもうたわれる兎の小舞をやってみせるところから狂阿弥(ピーター)がめちゃくちゃ可愛いうえに声がいい。若い萬斎も色っぽくて素敵...
まさ

まさの感想・評価

4.5
実は初見だったが、これは大傑作!!黒澤作品を全て観たわけではないけど五本の指に入るくらい好きな作品になった。

まず色彩美に感動した。着物の色鮮やかさ、そしてなんと言っても3人の武将の色「赤」「黄」「青」が鮮やかだこと。黒澤はカラー作品の時、色に対する感覚が敏感であり、背景に色を塗ってみたりと様々なアプローチをしたエピソードを聞いたことがあるが、本作でも黒澤の色彩へのこだわりが徹底していることがわかる。

金の掛け方も半端ではなく、4億円の城を実際に建てそれを燃やす!これは黒澤にしかできないのではないか…今後日本人監督でこんなことができる監督が現れるのか…

残虐シーンはあえて見せないところに気付いた。生首をそのまま見せないところや、首を刀で切るところもあえてカメラで映さない…多分あえて映さないことにより、観客に想像させ恐怖を伝えようにしてるのでは…フィンチャーの「セブン」のあれや、デパルマの「スカーフェイス」でのチェーンソーのシーンがいい例ではないかな。

とにかく素晴らしい黒澤の超大作だった。黒澤のライフワークと聞いて納得のいく素晴らしさ。なんたって9年の歳月と26億の巨費を注いでますからね。
iq3

iq3の感想・評価

3.0

赤い血が美しい
ピーターさんかわいい!
原田美枝子さんの演技が好きだ〜
空の映像素晴らしい
>|