戦地で戦友を庇い生死の境を彷徨う主人公。そんな中、戦友の裏切りが発覚。見事蘇り復讐に燃える殺戮マシンへ変貌するスラッシャー🇺🇸


監督＆主演は「Karate Ghost」のジェームス・バルサモ📽️
トロマ神、ロイド・カウフマンが主人公の父親役でちょっぴり登場📽️


無駄な物が多すぎる身内ネタ映画🤘
バルサモ作品と言えば業界の垣根を越えたスペシャルゲスト、低俗なコメディ要素が魅力の1つ。
しかし今回は前者のゲストの数が他作品とは比べものにならないレベルで登場。
その殆どがストーリーとは関係のない形で登場するので本筋の復讐スラッシャーが宙ぶらりん状態に…
それと同様に提供楽曲も非常に多く雰囲気関係なく入れ替わりで流れるものだから単純にヤカましい。
それが無かったら面白いかと言われると困るけど見ていて色々ゴチャゴチャしてたのは事実。

ほぼ空気状態の主人公兼殺人鬼🤘
見た目はポッチャリだけど正義感と愛国心が人一倍強かったナイスガイ。
戦友の酷すぎる裏切りにより誰彼構わず手に掛ける殺人鬼マシンに。
肝心のビジュはミリタリージャケに星条旗マスクでシンプルながらUSAなデザインがグッド。
しかし出番をスペシャルゲスト達に取られ出番が少ない悲しい立ち回り。
それに加え、せっかくの星条旗マスクを最初と最後しか被らないのが謎すぎる。

駆け足が目立つグロ描写🫀
キルカウント自体は他作品と比べ多い方。
ただ一つ一つの尺が秒刻みで展開される上に古典的なスプラッター描写が大半を占めインパクトに欠ける。
手作りプロップを使ったシーンが2〜3個あったから目の保養にはなったけど。