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METライブビューイング2025‐26 ガブリエラ・リーナ・フランク《フリーダとディエゴ 最後の夢》

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METライブビューイング2025‐26 ガブリエラ・リーナ・フランク《フリーダとディエゴ 最後の夢》の作品紹介

METライブビューイング2025‐26 ガブリエラ・リーナ・フランク《フリーダとディエゴ 最後の夢》のあらすじ

1957年、メキシコの死者の日。妻フリーダ・カーロを亡くして3年、夫ディエゴ・リベラは老いと悲しみにさいなまれ、フリーダとの再会を切望している。一方、フリーダは冥界で苦しみから解放されていたが、死者の番人ラ・カトリーナが、ディエゴの人生の終わりに同行すべきだと主張。フリーダは24時間限定で地上に戻ることにしぶしぶ同意し、2人の画家兼夫婦は感動的な再会を果たす。だが、フリーダには生者に触れてはいけないとうルールが課されていた…。

METライブビューイング2025‐26 ガブリエラ・リーナ・フランク《フリーダとディエゴ 最後の夢》の出演者

イザベル・レナード

カルロス・アルバレス

ニルス・ヴァンダラー

ガブリエラ・レイエス

原題
The Metropolitan Opera HD Live Season 19 Gabriela Lena Frank:El Último Sueño de Frida y Diego
製作年
2026年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
170分
配給会社
松竹

『METライブビューイング2025‐26 ガブリエラ・リーナ・フランク《フリーダとディエゴ 最後の夢》』に投稿された感想・評価

tempp
3.3
オペラとは演劇と音楽によって構成される舞台芸術である(wikipedia)。そう考えるとこれはオペラではあるし、一般的なオペラの端っこに位置する、と思う。

僕はそこまでオペラに詳しくないんだけど、一般的なオペラって世界があって登場人物がいるんだが、このオペラでは基本的にフリーダとディエゴの心の声を歌という形式で世界に吐露するもので、基本的に二人の間の酷く個人的な話である。
素晴らしかったところは美術。ルカ・グァダニーノのサスペリア的な前衛的というかコンテンポラリーな美しさはある。そして幕間のコメントを聞いてなるほどと思った事後的な音響の面白さ。よく考えると骸骨の人たちはコンテンポラリー的だよな。
そういう意味で、芸術点としてはおそらくとても高い。というか従来のオペラ像とは一線を画してるコンテンポラリーさ。

けれど僕はどちらかというと歌的な表現を基調とした朗読劇のように思えた。
二人の内面のある意味哲学的な話(痛みから解放されたのにとかいう哲学的なところは好きなんだ)を中心に進み、幕間より前、つまりオペラの半分がフリーダの悩みで終わってしまう。
後半はフリーダとディエゴのやり取りなわけだが、二人の声のトーンやテンポなんかがどこか似通っているんだ。つまりいわゆる劇の中の盛り上がり、というものが乏しい。音楽もそうで、ストーリー全体として色々な工夫がされているのはわかるのだが、いわゆるオペラ的な盛り上がり、というのが乏しくどこか単調に見えてしまう。歌も美しいんだけどずっと歌ってて普通のセリフも全て歌なので、歌が特別ではなくて抑揚を持つ基礎言語なのではと思う。なのでオペラ、としての特別な歌感があんまりない。

この単調さが今回の演出の特色なのか僕の不理解のせいなのかはわからないけれど、やっぱりMETは難しいな、と少し思った。まあ前にみたのがシュトラウスの新解釈のサロメで、あれよりは混乱しなかったけれど。
カケ
5.0
スペインの色彩豊かな衣装が素敵。
メゾソプラノのレナードの豊かな響き。
幕間のインタビューで知ったが、2本のピッコロとチェレスタ?で不協和音を揺らし続けることで、神秘的な雰囲気を出している。
骸骨の格好で、ソプラノが歌われることに最初戸惑ったが、それがいいと思う。
一本の木を中心に据えたデザインも素晴らしい。
何人もの骸骨のコミカルな動き、演出の賜物。
これは素敵なオペラだ。
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3.4
MOVIX昭島