ひでP

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーのひでPのレビュー・感想・評価

3.3
2023年04月11日Amazonプライム、無料配信。

面白い。ふたりが語る映画批評がたくさん出てくる。それを参考に、また次の映画が観られる。

この2人の感性や才能は卓越したものを感じるし、のちの作品は、
時代背景(五月革命など)、主義主張や思想が映画に色濃く出ている。そんな一端を垣間見せる映像・画像が挿入されていく。

ドキュメンタリー映画。
1950年代終わりにフランス映画界に登場したヌーヴェル・ヴァーグの誕生をひもとく。
2人の伝説的人物、フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールの友情と決裂を描く。
『大人は判ってくれない』
『勝手にしやがれ』や、
2人共作の『水の話』のシーン、インタビューなど。
2人の作品に出演したジャン=ピエール・レオとの関係など。
ヌーヴェルヴァーグにおけるトリュフォーとゴダールの共通点と違い。


第12回カンヌ国際映画祭で、フランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』が衝撃と称賛をもって迎えられた。
ジャン=リュック・ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』も大きな話題となった。
2人はヌーヴェル・ヴァーグの象徴としてもてはやされる。
しかし、1968年の五月革命、カンヌ映画祭での出来事が2人の関係に影を落とす。
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