ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーの作品情報・感想・評価

「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」に投稿された感想・評価

紫色部

紫色部の感想・評価

2.5
2017.11.13 GYAO!

ヌーヴェルヴァーグの空気に触れるだけでどこか幸せな気分になれる不思議。観て損はしない。
トリュフォーとゴダール。言わずと知れたヌーヴェルヴァーグを代表する監督。好きな監督二人のドキュメンタリー、、観ないわけにはいきません。これもGYAOにありました。

トリュフォーが「大人は判かってくれない」を出品したカンヌ映画祭でセンセーショナルを巻き起こし、ゴダールは翌年、「勝手にしゃがれ」を発表する。この作品も、それまでの映画の文法を破壊したことで有名ですね。

共にカイエ・デュ・シネマという映画雑誌に評論を執筆していた映画評論家から監督になったと共通点があり、評論家の頃から出会い、監督になっても共闘し、お互いをリスペクトしていたのに、五月革命後に決別することになります。

「勝手にしゃがれ」は当時の実際の事件に二人とも興味を持ち、トリュフォーの筋書きをゴダールに提供し、トリュフォーがプロデューサーにゴダールを推薦したことから生まれたという逸話は興味深いです。でもゴダールはかなり原案を変えたと言ってる、、^_^

ゴダールはブルジョワ出身で、トリュフォーは貧しい生まれと、出身は対照的。そんな二人が、どのように映画の道に進んだのか、、そのあたりは残念ながら描かれません。

ジャン・ピエール・レオは、トリュフォーとの組み合わせは有名ですが、ゴダール作品にも結構出ていたのですね〜。あまり観ていない^^;

とても興味深い二人のドキュメンタリーで楽しいのですが、インタビューや代表作のシーンが淡々と進み、表面的でちょっと物足りないです。もっと突っ込んでほしかったなぁ〜。

でも、ヌーヴェルヴァーグ入門編としては良いのではないでしょうか。ただし、「大人は判かってくれない」や「突然炎のごとく」や「勝手にしゃがれ」などはラストシーンも出てくるので、観てからの方がよいかもしれません。私は「突然炎のごとく」まだ観てないのに、、。

トリュフォーが亡くなってからの作品なので、冒頭にゴダールからトリュフォーのことを語る言葉には、ちょっとジーンときました。決別してもやはり、、涙。
間違えてNHKみたいなドキュメンタリー借りてしまったと思ったが、かなり分かりやすかった。漂うEテレ臭…
ヌーベルバーグはその時代背景と共通するメッセージ性とか知って観たらもっと楽しく見えるのだなと思った。
仏文の演習でゴダールの発表をするから最近はこのタグだけど、このドキュメンタリーは発表にかなり役立つと思った

大人はわかってくれないの、主人公の子のオーディション時の映像って見れてよかったなと思った
決別したのにトリュフォーはゴダールの守護神のような存在であったって捻れた関係
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.0
 二人が袂を分かってからの話が面白かったけど、この二人がどのように出会い、どのように意気投合して批評家から映画製作の道をたどったのかという個人的に一番気になっていた部分はちっとも描かれなかった。共に映画が好きと言う共通項こそあれ、ゴダールはリッチなインテリ出身だしトリュフォーは貧しい家出身だし、そのスタンスはやはり違うものだったからこそ晩年の決別にもつながったはずだし(革命のせいだけではなく)。二人に板挟みになるレオの視点とか興味深い点は多くあったけどね。『男はつらいよ』が終わったら今度はこの二人の作品を一気見してみましょうかね
猫舌

猫舌の感想・評価

3.4
ふむふむ。
ラスト良かった◎
やっぱりこの人たちの作品好き。
トリュフォーの「大人は判ってくれない」
ゴダールの「ウィークエンド」と「勝手にしやがれ」を観たばかりの丁度いいタイミングで観れてよかった!今後の鑑賞が楽しみです。
kondow

kondowの感想・評価

4.0
フランス文化の素晴らしいところはその芸術や哲学を日常生活に近いところで実現することだ。そして時折、革命を起こす。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
20代の頃観た作品が沢山出てきて懐かしかった。(ドワネルものや水の話とか)
ふたりのインタビューも貴重だけど私はレオーが大好きだったので(好きすぎて手帳にポストカード入れたり 笑)彼のインタビューが凄く嬉しかったです。
レオーも苦しんだから「大人は判ってくれない」映像やEDのこれからの映像を観るとちょっと悲しくなるなぁ。
この作品を観るとヌーヴェルヴァーグものが観たくなるね。
堊

堊の感想・評価

-
ゴダールの若い時が菊地成孔っぽい

ゴダールにインタビューされるラングがかっこよすぎる。
「俺は恐竜並みに生き過ぎた」

ジャンルーシュの私は黒人がはっきりジャンプカットの元ネタだと語られててすごい。
pika

pikaの感想・評価

4.0
ゴダールとトリュフォーが鮮烈なデビューを飾りヌーヴェルバーグの旗手として世界に名を知られた時代から順に遡り、二人の半生を対比させていき、友情が敵に変わった決裂を描いてラストを二人の子供であるレオで締める。
自作について語るゴダールとトリュフォーの姿やヌーヴェルバーグの凄さなど、なんとなく知っていたことをキチンと整理できつつ映像や写真などの資料を見れる意義はある。

ひとつひとつの内容はとっても面白いが、多岐に渡っているため掘り下げきれず少し調べれば知ることのできるレベルに留められていることや、感情なく淡々としている構成に物足りなさを感じた。
トリュフォーが亡くなった後にゴダールが語った言葉が冒頭に出てきたが、それがラストなら良かったのにと少し思った。ベタかも知れないけど。

二人の作品のラストシーンが多用されていたので作品を見てから鑑賞した方がいいかもです。ネタバレ満載や〜。
やっぱりゴダールは「霧の波止場」好きなんですね。
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