人生に正解なんてない。
主人公ライアンは「バックパックに入らない荷物はいっさい背負わない」という哲学を持ち、1000万マイルを貯めるために全米を飛び回るビジネスマン。彼は結婚や子供には興味が全くない。物理的に物を多く持ちすぎないことには賛成だけど、人間関係にそれを持ち込むのはどうなのか。
確かに、彼のように感情を消したほうが、仕事が上手く回ることも多いだろう。しかしそのような人は、マイルや資産や年収など、定量化できるもの以外に、価値を見出せない。そのような人たちに話を聴くと大抵、人生後悔したくない、いろいろ経験したい等聞くのだが、本当にそうなのだろうか？まあ真偽は置いておいて、本当に欲しい物は別にあるんじゃないの？とか勘繰ってしまう笑
後半主人公は、少し心を開き始めるが、もう少し人生の早いタイミングで自分に正直に生きていたら、違った人生を歩んでいたかもしれない‥。
いろいろ考えることが多い映画。めちゃおすすめです。
