生い立ちも観念も全く正反対の才能ある男女のシェフが、家族の新しい形(レシピ)を求めて試行錯誤しながら人生の幸せ(料理)を生み出して行くその過程が、美味しく描かれてました。
キャサリンゼタ姉貴は、その美貌の名の下に型にハマった強気でストレートなシェフの女性像。
対するアーロン・トゥーフェイスさんはイタリア気触れシェフのオチャラケたパバロッティを演じていて、これが意外に良かった。
スパベッピィを食べるアビゲイル・ブすくレスリンも可愛かった。
ゼタ姉貴の玉葱の皮を剥いて行くが如く、恋のティラミスに惑わされ色々曝け出して行く様はなかなか芳醇でした。
ゼタ姉貴が秘密のレシピ持ってトゥーフェイスの部屋に行くその行動、ストレート過ぎません?姉貴…。
原題がNo Reservationって洒落てる。